・ホームトレーニーだけど背中を効率的に鍛えたい
・チンニングスタンドって実際にどうなの?
こんな疑問を解決します。
結論:チンニングスタンドはホームトレーニーに超おすすめ!
私はホームトレーニーとして筋トレを開始した当初、ダンベルとベンチのみで筋トレを始めました。
しかし、どうしてもうまく大円筋などに効かせることができず、背中の広がりを作りにくい状況でした。
そこで、私はチンニングスタンドを追加購入することに決めました。
私と同じようにホームトレーニーで背中の広がりを作ることが難しいと感じている方、
またはホームトレーニーとして筋トレを始めようとする方にとって、
チンニングスタンドは実際どんなものなのか気になりますよね。
そこで、私がメリットとデメリットなどを交えながらチンニングスタンドについて解説していきます。
- チンニングスタンドとは?
- チンニングスタンドのデメリット
- チンニングスタンドのメリット
- 実際に私が使用しているチンニングスタンド
チンニングスタンドとは?
チンニングスタンドとは、チンニング(懸垂)を行うための筋トレ器具です。
しかし、機種にもよりますがチンニング専用という訳ではありません。
中にはチンニングなどの自重トレーニングだけでなく、バーベルのラックとして使用できるものも存在します。
もっとも、基本的な用途としてはチンニングやディップスなどの自重トレーニング用です。
バーベルなどを使用したい場合、パワーラックやハーフラックなどの購入を検討する方が良いでしょう。
以下では、そんなチンニングスタンドのメリットとデメリットについて解説します。
チンニングスタンドのデメリット
まずはチンニングスタンドのデメリットから見ていきます。
代表的にはデメリットは以下の通りだと思います。
- 場所を取る
- 性能を活かしきれない場合がある
場所を取る
当然、自宅にチンニングスタンドを設置する場所が必要です。
ダンベルやベンチ程度であればそれほど場所を取ることもありません。
また、使用しない場合は折りたたんだりしてしまっておくことが可能なものもあります。
しかし、チンニングスタンドを仕舞おうとすると一度解体する必要があるため、
基本的には一度設置した場所から移動させることはできません。
そのため、ダンベルやベンチと比較すると場所をとってしまします。
もっとも、バーベルを使用するためのパワーラックと比較すると占拠するスペースは広くはありません。
ものにもよりますが、大体1畳半~2畳程度は見ておいた方が安心です。
性能を活かしきれない場合がある
チンニングスタンド主目的であるチンニングは自重トレーニングの中でもかなり強度の高い運動になります。
そのため、筋トレを始めたばかりの場合1回もチンニングができないということが起こりえます。
もちろん、最初は誰でもこうなので筋トレを続けていけばいつかはチンニングができるようになります。
しかし、チンニングができるようになるまでモチベーションを保つことが難しいかもしれません。
もっとも、チンニングスタンドではチンニングの他にディップスや腕立て伏せなど様々なトレーニングが可能です。
また、チンニングが1回もできなくても、ゴムチューブを使用して補助をするなど、
強度を調整してチンニングを行うことも可能です。
チンニングスタンドのメリット
ここからはチンニングスタンドのメリットを見ていきます。
これまで様々なデメリットを解説しましたが、
チンニングスタンドにはそれらを補って余りあるメリットがあります。
- チンニングができる
- ディップスができる
- ハンギングレッグレイズができる
チンニングができる
チンニングスタンドなので当然ですがチンニングが可能となります。
チンニングとは順手で行う懸垂のことです。
この種目は背中の広がりを作るために必要な、大円筋や広背筋上部などを効率的に鍛えることができます。
また、大円筋や広背筋上部はダンベルでは鍛えにくい筋肉です。
そのため、チンニングスタンドでチンニングを行うことで、背中をぐっと良くすることができます。
ディップスができる
ものにもよりますが、大抵のチンニングスタンドにはディップスを行うためのディップスバーが付いています。
そのため、ディップスが可能になります。
ディップスとは、大胸筋下部や上腕三頭筋を鍛えるための種目です。
こちらも自重トレーニングとしてはかなり強度が高く、初めはできないかもしれません。
しかし、上腕三頭筋と大胸筋下部を効率的に鍛えることができるため、ぜひ取り入れたい種目です。
ハンギングレッグレイズができる
チンニングスタンドがあれば、チンニングバーにぶら下がることができるので、
ハンギングレッグレイズが可能になります。
ハンギングレッグレイズは腹筋の一種で、
高い位置にある棒などにぶら下がった状態で脚を持ち上げることで腹筋を鍛える種目です。
腹筋としてはかなり強度の高い種目になるため、こちらも初めはできないかもしれません。
しかし、腹筋を鍛えるためにはとても良い種目のため、ぜひ取り入れたい種目です。
実際に使用しているチンニングスタンドの紹介
ここからは私が実際に自宅で使用しているチンニングスタンドをご紹介します。
2年ちょっとほど使用しているので、使用感なども解説しますので、チンニングスタンド選びの参考にしてください。
- 使用しているチンニングスタンド
- チンニングスタンドの使用感
使用しているチンニングスタンド
私が使用しているチンニングスタンドは、以下のチンニングスタンドです。
このチンニングスタンドを購入した決め手は以下の通りです。
- 6段階で高さの調整が可能
- 耐荷重150kg
- 背面のスペースを取らない
6段階で高さの調整が可能
身長に応じてチンニングバーの高さを調節可能であることは必須の条件です。
チンニングスタンドの高さが調節不可の場合、チンニングスタンドが高すぎると、
天井に干渉して設置できない可能性があるからです。
また、家族で使用する可能性もあったため、各々の身長に合わせる必要がありました。
その点、このチンニングスタンドは6段階(208cm /204cm /200.5cm /197cm /193.5cm/190cm)の調整が可能です。
よって、各々の身長に合わせ、丁度良い高さに調整ができます。
耐荷重150kg
耐荷重とはその器具などがどれくらいの重量に耐えられるかということです。
私は、ゆくゆくは加重してチンニングやディップスを行いたいと思っています。
また、チンニングを行う際、反動を使用する場合もあるので、できるだけ耐荷重が高いものを購入しました。
背面のスペースを取らない
このチンニングスタンドを設置しようとしていた場所はスペースに余裕がありませんでした。
チンニングスタンドはものによっては背面にディップスバーが付いているものなどがありますが、
そのような構造のものはかなり広いスペースが必要となります。
しかし、このチンニングスタンドは背面に飛び出している部分は支えとなっている足の部分程度のため、
設置にさほど広いスペースは必要ありません。
チンニングスタンドの使用感
チンニングスタンドの使用感について、以下のように分けて解説します。
- 組み立て時の感想
- 実際に使用してみての感想
組み立て時の感想
組み立ては1人で行いました。
時間にして1時間~2時間程度で終わります。
しかし何点か注意があります。
1.金属粉が入っている場合がある
個体差にもよると思いますが、梱包されている袋や支柱内に
おそらく製造工程で出たであろう細かい金属粉が入っていました。
始めはなんだかサラサラと音がすると感じていたのですが、金属粉自体には気が付かず
袋を開けて支柱を傾けたときに金属粉を床にぶち撒けました。
結構な量の金属粉が入っていたため、組み立てを一時中断し、床の掃除をせねばならず大変面倒でした。
このような目にあわないためにも、購入後組み立てを行う前に金属粉が入っているか確認し、
金属粉が入っている場合は、ゴミ袋の上などで開封を行うようにすると良いでしょう。
2.しっかりと固定する
当たり前ですが、組み立てを行うときにはそれぞれのパーツをしっかりと固定してください。
適当に固定するといざ使用したときにガタガタ揺れるなど使用感が非常に悪くなります。
とくにチンニングバーを立てる柱の部分や、ディップスバーがガタつくとトレーニングに集中できません。
組み立て後にガタつく部分を固定しなおせばよいと思うかもしれませんが、
一度組み立ててしまうとパーツが干渉し、ガタつく部分のみ固定し直すということができない場合があります。
この場合、周りのパーツをまず外してから該当箇所のパーツを固定し直すことになり、非常に面倒です。
そのため、組み立てる際には多少時間がかかっても逐一たてつけを確認しながらやることをおすすめします。
実際に使用してみての感想
使用感としてはおおむね良好です。
チンニングにディップスなど当初想定していた通りの使い方ができています。
安定性や剛性もこの価格帯の製品としてはとても高く安心して使用できます。
ただし一点だけ不快な部分があります。
それは背面の支柱同士を下の方でつないでいる梁のようなパーツが邪魔だという点です。
チンニングを行っている際、少し体が振れてしまうとこのパーツが膝にあたり非常に不快です。
しかもパーツ自体が角ばっているため、セットの後半で力が無くなってきているときなどに
ネガティブに耐え切れず力を抜いてしまうと膝が角にぶつかり非常に痛いです。
この一点のみ気に食わないですが、その他は非常によくできた製品だと思うのでおすすめです。
ホームトレーニーにぜひお勧めしたい チンニングスタンドのすすめ:まとめ
チンニングスタンドのデメリットは以下の通りです。
- 場所を取る
- 性能を活かしきれない場合がある
一方チンニングスタンドのメリットは以下の通りです。
- チンニングができる
- ディップスができる
- ハンギングレッグレイズができる
上記メリットに羅列したトレーニングは自重トレーニングとしても、加重トレーニングとしても大変優秀な種目です。
ただし強度が高いため、これらの種目ができない方には
デメリットにあるようにチンニングスタンドの性能を活かしきれない場合があります。
私が実際に使用しているチンニングスタンドは以下のものです。
製品自体は良くできており、安定して使えます。
ただし、組み立て時には金属粉が入っている場合があり注意が必要です。
また、実際に使ってみると支柱を下部でつないでいるパーツが膝にあたることがあり、そこが気になります。
いかがでしたでしょうか。
今回はチンニングスタンドのメリットとデメリット、
そして実際の使用感について解説しました。
今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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