・FXって始めるハードルが高そう
・FXを始めたいけど何が必要なのか分からない
こんな疑問を解決します。
結論:FXを始めるハードルは低い
いざFXを始めようとしても何から手を付ければ良いのか分からない場合があると思います。
また、初心者の方の場合何が必要なのか分からないことも多いと思います。
この記事では、そんなFXを始めようという方のためにFXを始めるうえで必要なものについて記事にしていきます。
- FXを始めるために必要なもの一覧
- FXを始めるうえであった方が良いもの
FXを始めるために必要なもの一覧
FXを始めるうえでどうしても必要なものは以下の通りです。
- インターネット環境
- PCまたはスマートフォン
- 取引口座
- 取引資金
FXを始めるうえで必要なものはたったこれだけです。
以下の記事でも書いた通り、FXはレバレッジを高く効かせられるため、取引資金も極少額から始めることが可能です。
>>ハイレバレッジは危険?ローレバレッジは安全?FXにおけるレバレッジを徹底解説
よって、金銭的な意味でもFXを始めるハードルはとても低いと言えます。
以下では必要なものについてそれぞれ解説します。
インターネット環境
現在、FXの取引形態として主流となっているのはインターネットを介した取引です。
一昔前はディーラーに電話をかけて売り買いを注文していました。
しかし、現在電話での注文はおそらく不可能です。
仮に電話注文ができたとしても電話では約定スピードが遅すぎます。
インターネットであれば、クリック一つで注文できてしまうからです。
このようなデメリットが大きすぎるため、インターネット環境は必須となります。
PCまたはスマートフォン
インターネットを介した取引を行うためにはその端末が必要となります。
また、取引口座を作成したとき、FXを行うための取引プラットフォームをインストールしなければなりません。
取引プラットフォームとは、MT4やMT5などのFX取引を行うためのソフトウェアです。
これには、当然インストールする端末が必要となります。
使用する取引プラットフォームによりますが、
PCであればWindowsとMac
スマートフォンであればiphoneやAndroid
など、利用条件が細かく分かれます。
しかしいずれにせよ、取引プラットフォームを利用するためにはPCかスマートフォンが必須です。
ただし、スマートフォンは操作性や視認性がPCと比較すると悪いです。
そのため可能であれば、PCをメインに取引を行い、補助的にスマートフォンを使用するのをおすすめします。
取引口座
取引口座がなければFXを取引することはできません。
FXは外国為替なので、個人で取引することはできません。
証券会社やディーラーなどに仲介してもらって取引をします。
そのためには、その証券会社やディーラー用の取引口座が必要となります。
自分がどんな風に取引したいかに応じて取引口座、ひいては業者を選択する必要があります。
当ブログでは国内業者と海外業者の比較も行っているので、参考にしてください。
>>【徹底比較】国内FX業者と海外FX業者の違いを分かりやすく解説
取引資金
FXを行うためには、取引の元となる資金が無ければなりません。
FXはレバレッジを使えるので、極めて少額から取引することが可能です。
例えば、国内業者の場合を考えてみます。
国内業者では最大レバレッジ25倍です。
この業者の最小取引量が1000通貨で、1ドル100円の場合、
米ドルを最小量取引しようとすると以下の通り10万円必要となります。
1000(通貨) × 100(円) = 100000(円)
しかし、レバレッジが25倍かけられるため、以下の通り4000円あれば取引可能です。
100000(円) ÷ 25(倍) = 4000(円)
また、海外業者であれば、レバレッジ400倍までかけられるところが多いです。
そのため、100000(円) ÷ 400(倍) = 250(円)となり、250円あれば取引できます。
もっとも、取引口座には最小入金額が決まっていることが多いため、
場合によっては250円だけ入金して取引することはできません。
また、デモ取引の場合はこの限りではありません。
デモ取引の場合、全くお金が必要ありません。
そのため最初から資金を投入するのは不安な場合は、
とりあえずデモ口座を作成してデモ取引をするのもおすすめです。
FXを始めるうえであった方が良いもの
上記の4つさえあれば取引を開始することができます。
しかし、全くの初心者でFXが何もわからない場合、取引を開始したところで面白くもなんともないと思います。
面白くないだけならまだしも、訳も分からず損失を出してしまった…なんてことにもなりかねません。
そこで、以下の知識があればなお良いと思います。
- FXそのものに関する基礎知識
- 取引プラットフォームの操作方法
- テクニカル分析に関する知識
以下ではこれらについてそれぞれ解説します。
FXそのものに関する基礎知識
これが分からないと自分が何をやっているのか、何がしたいのかも分からなくなってしまいます。
たとえば、キャピタルゲインを狙っていくのか、スワップでインカムゲイン狙いがしたいのかなど…
別に学者でもないのでFXについて深い知識が必要という訳ではありません。
FXとはなんぞや、という簡単な知識があれば十分です。
「FX とは」みたいな感じでググれば一発で出てくると思います。
ちなみにここで言う「キャピタルゲインを狙っていく」とは、FX取引で為替変動による利益を狙うことを指します。
また、「スワップでインカムゲイン狙い」は、国と国の金利差を利用した利益を狙っていくことを指します。
取引プラットフォームの操作方法
当たり前ですが、取引を行うためには取引プラットフォームの操作が必要です。
また、デモ口座でない場合、実際のお金を扱います。
そのため、うかつに適当な操作をすると、
注文発注→約定→決済方法が分からずロスカットということになりかねません。
幸いMT4やMT5、cTraderなどよく使用される取引プラットフォームの操作方法は、
公式のヘルプやマニュアルのみならず、解説記事や解説動画が豊富です。
また、何か1つでも操作方法が分かれば、大体似通った操作方法であることが多いので、
取引プラットフォーム毎に操作方法で戸惑うこともないでしょう。
こちらも「MT4 操作方法」などで検索してみてください。
テクニカル分析に関する知識
どうせFXを始めるなら、お金を儲けたいと思うはずです。
そのために避けて通れないのが、テクニカル分析になります。
テクニカル分析とは、過去の値動きから未来の値がどう動くか分析するものです。
高値・安値・始値・終値からなるローソク足や、
過去の値から作成されるインディケーターと呼ばれるツールを使用して行います。
このテクニカル分析について少しでも知っておくと、FXが楽しくなること請け合いです。
また、稼げる確率も上がるかもしれません。
これも検索すれば色々と出てきます。
しかし、正直言って情報があふれかえっており、間違っているものも多々あります。
そこで、以下に私のおすすめを一部掲載しておきます。
ネットでおすすめテクニカル分析記事
私のおすすめは、みんかぶコモディティさんに掲載されている小次郎講師氏のテクニカルコラムです。
小次郎講師氏はチャート分析における著名人です。
様々な場所で講演会や勉強会などを行っていらっしゃいます。
このテクニカルコラムでは、有名なインディケーターについて、
その意味から解説されており、非常に分かりやすいため、おすすめです。
おすすめのテクニカル分析本
私が是非お勧めしたいのは「マーケットのテクニカル分析」です。
この本はかつてテクニカル分析の教科書と呼ばれた本の新版です。
旧版で既に様々なテクニカル分析を網羅していましたが、
新版では更に新しいテクニカル分析が追加されたり、解説が追加されています。
網羅性が高く、この本を一読しておけば一通りのテクニカル分析に触れられます。
そこから自分の好みのものを掘り下げ行くと良いと思います。
また、手元に置いておいていつでも読めるようにしておけば
トレード手法のアイデア探しや、
インディケーターの意味が分からなくなった時にすぐに調べるなど、色々と便利に使えるのでおすすめです。
FXを始めるためには何が必要か:まとめ
FXを始めるには以下の4つがあればいいので非常にハードルは低いです。
- インターネット環境
- PCまたはスマートフォン
- 取引口座
- 取引資金
ただし、思わぬ損失を避けるたり、FXの面白さを理解するために以下のものもあるとなお良いでしょう。
- FXそのものに関する基礎知識
- 取引プラットフォームの操作方法
- テクニカル分析に関する知識
特にご紹介した本は手元に置いて、実際のチャートと見比べると上達も早まるのでおすすめです。
また、当ブログでもテクニカル分析に関する知識の基本として、
ローソク足に関する解説をしていますので是非参考にしてください。
>>ローソク足チャートとは?初心者にもわかりやすいよう徹底解説
今回の記事ではは、FXを始めるうえで必要なものについて解説しました。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
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