「退職後にやるべき手続きには期限がある」という記事において、
国民健康保険加入は退社してから2週間以内に行わなければならないと述べました。
これは間違いではないのですが、私の場合はもう少し後に行うべきだったかもしれないと思っています。
今回は国民健康保険加入のタイミングについて、そう思った理由を記事にしていきます。
国民健康保険を脱退した家族に健康保険料支払いの督促が来た
もともと私が会社を辞める前、家族は国民健康保険に加入していました。
しかし、父親が自営業から被雇用者になるのに伴い、父親の扶養に入ることになります。
そのため、家族は国民健康保険脱退の手続きを行いました。
国民健康保険脱退の手続きを行った同月末、
私が退職し国民健康保険加入の手続きを行いました。
すると翌月の始め、国民健康保険を脱退し既に支払い義務はないはずの家族のもとへ、健康保険料支払いの督促が来ました。
また、国民健康保険を脱退すると、一括で支払っていた場合の健康保険料の一部が返還されるはずですが、その返還もないと言うのです。
どういうことか分からなかったため、問い合わせたところ以下のような内容の返答でした。
- 家族の国民健康保険脱退と私の国民健康保険加入が同月に行われたことが原因
- 国民健康保険脱退の手続きは翌月にならないと完了しない
- 私の国民健康加入手続きは完了しており、同月始めから国民健康に加入している扱いになる
- 私の国民健康保険料は、家族(と私)が国民健康保険に加入しているものとして算出されているため、私だけが国民健康保険に加入している場合よりも安くなっている
以上の理由により、家族が脱退手続きを行った月の健康保険料の支払い義務が生じ、健康保険料返還分を受け取る権利も一部無くなったということです。
脱退手続きを行った翌月に加入すれば大丈夫だった
家族が脱退手続きを行った月の翌月に入ってから国民健康保険に加入すれば大丈夫だったらしいです。
しかし、そうすると私は退職から2週間が経過してしまうため、手続きの期限を超過することになります。
国民健康保険に加入していない場合、医療費はすべて実費となるため、リスクが大きすぎます。
今回は支払い分と消滅した返還分含め大体6000円程度で済んだのでまだマシでした。
ですが、国民健康保険を脱退した人数と保険料などによってはもっと高額になっていたかもしれません。
ケガや病気を一切しないように生活して、脱退のタイミングとずらすように加入すればよかったのかもしれませんが、
国民健康保険加入手続きの期限が切れた場合、どのような手続きになるのか分からないのでこれもリスキーです。
結局、私は家族が国民健康保険を脱退することを知らなかったため、このときは手の打ちようがありませんでした。
知っていれば、退職日を調整するなどして対策をとることができたように思います。
まとめ
国民健康保険に加入する必要がある実家暮らしの方など、家族と生活している方は退職前に国民健康保険について話をしておいた方が良いでしょう。
そうしないと余計な出費が増えることになります。
また、場合によっては家族に迷惑がかかることになります。(ほとんど不可抗力でしょうけど…)
今回の私のようなケース以外にも、同じような事態になるケースがあるかもしれません。
もしも退職したいと思っている方は、国民健康保険などの手続きが必要なものに関しては家族と話をしておいた方が良いでしょう。
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