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MT4のアラートをLINEに通知するインジケーター「EntrySignalNotificationsToLINE」紹介

アイキャッチ画像60 MT4のアラートをLINEに通知するインジケーター「EntrySignalNotificationsToLINE」紹介FX

・チャートに張り付いて監視したくない

・チャートの状態をLINEでチェックしたい

こんな悩みを解決します。

結論:MT4用インジケーター「EntrySignalNotificationsToLINE」を使用すれば簡単!

MT4標準の通知機能にはメールによる通知機能があります。

しかしこのメール通知機能は画像を送信できないので、テキストのみによる通知となります。

チャートの状態を確認できないので非常に使い勝手が悪いです。

そこで私はMT4からLINEに通知を飛ばすインジケーター「EntrySignalNotificationsToLINE」を作成しました。

これがあればチャートに張り付いて監視し続ける必要がなくなります。

今回はそんな便利なMT4のインジケーター「EntrySignalNotificationsToLINE」についてご紹介します。

なお、その他の公開済みインジケーター・EA・スクリプト記事については以下よりまとめています。

公開済みMT4用インジケーター・EA・スクリプトのまとめ
このページではこれまでに作成し、公開しているインジケーター・スクリプト・EAの記事を一覧にしてまとめています。このページから全ての手法検証・解説の個別記事に飛ぶことが可能です。
この記事の内容
  • MT4アラートLINE通知インジケーター「EntrySignalNotificationsToLINE」とは
  • MT4アラートLINE通知インジケーター「EntrySignalNotificationsToLINE」事前準備
  • MT4アラートLINE通知インジケーター「EntrySignalNotificationsToLINE」の仕様説明
  • MT4アラートLINE通知インジケーター「EntrySignalNotificationsToLINE」まとめ
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MT4アラートLINE通知インジケーター「EntrySignalNotificationsToLINE」とは

EntrySignalNotificationsToLINEはMT4用のインジケーターです。
MT4上を監視して出現したアラートをチャート画像付きでLINEに通知することができます。

MT4の通知機能は機能が非常に限定的で使いにくいです。

メールによるテキストのみの通知ではチャートの状態がわからないので正直使えません。

そうなるとチャートに張り付いて監視することになるのですが、めちゃくちゃつかれるのでやりたくないですよね。

幸い私にはプログラミングの知識があったので、
自分で使いやすい用にlINEに通知してくれるインジケーターを作成しました。

↓↓以下の記事の手順でダウンロードできるのでぜひご活用ください。↓↓

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MT4アラートLINE通知インジケーター「EntrySignalNotificationsToLINE」事前準備

EntrySignalNotificationsToLINEはLINEとの連携に「LINE Notify」というLINE純正のツールを利用しています。

LINE NotifyはLINEに通知を飛ばしてくれるツールです。

LINE Notifyを利用するには申請が必要なため、以下の記事を参考にLINE Notifyの利用申請を行ってください。

>>LINEに通知を飛ばすAPI「LINE Notify」利用申請手順を徹底解説

MT4アラートLINE通知インジケーター「EntrySignalNotificationsToLINE」の仕様説明

EntrySignalNotificationsToLINEの仕様を説明します。

EntrySignalNotificationsToLINEの仕様説明
  1. EntrySignalNotificationsToLINEの使い方
  2. EntrySignalNotificationsToLINEのパラメーター

なお、MT4へのインジケーター等の追加方法が分からない方は以下の記事をご覧ください

EntrySignalNotificationsToLINEの使い方の

EntrySignalNotificationsToLINEの使い方は以下の通りです。

EntrySignalNotificationsToLINEの使い方
  1. LINE通知モジュールをフォルダに配置
  2. EntrySignalNotificationsToLINEのLINE通知モジュールに関するパラメーターを設定

LINE通知モジュールをフォルダに配置

まず初めにLINE通知モジュールを任意のフォルダに配置します。

任意のフォルダに「line_notification_mods」フォルダを配置します。

「line_notification_mods」フォルダ内は以下のようになっているはずです。

line通知モジュールフォルダ 内部構成

ここにある「config.ini」ファイルを開きます。

ライン通知モジュール 設定ファイル

ここの「Access_Token」の「=」の右辺に事前準備で取得したLINE Notifyのアクセストークンのコードを入力し、上書き保存(ctrl + s)します。

次に「line_notification_mods」フォルダに戻り、「get_path.bat」をダブルクリックします。

すると「line_notification_mods」フォルダに「path.txt」というテキストファイルが生成されます。

このファイルの中身はLINE通知モジュールのフルパスになっており、後で必要になります。

本インジケーターはLINEに通知を送るためにexe化したpythonプログラムを使用しているため、WindowsOS以外では動作しません。

EntrySignalNotificationsToLINEのLINE通知モジュールに関するパラメーターを設定

次はMT4側の作業になります。

まずLINEに通知したいチャートにドラッグアンドドロップします。

このとき、エントリーシグナルを発生させるインジケーターよりもに読み込ませてください。

先に入れてしまうとシグナル発生よりも先に判定を行ってしまうため、通知が飛びません。

ドラック&ドロップすると以下のように画面が表示されます。

EntrySignalNotificationsToLINE パラメーター設定画面

LINE通知モジュールに関するパラメーターをご自身の環境に合わせて変更します。

さきほど作成した「path.txt」の中身を「ライン通知アプリケーションのパス」というパラメーターにコピペします。

ここの設定を間違うとLINEに通知を飛ばすことができませんのでご注意ください。

設定が確認できれば、次はパラメーターを変更します。
この画面ではOKボタンはまだ押下しないでください。

EntrySignalNotificationsToLINEのパラメーター

EntrySignalNotificationsToLINEで設定できるパラメーターは以下の通りです。

EntrySignalNotificationsToLINE パラメーター設定画面

 

パラメーター名
通知有効価格帯を有効にするかどうか売買シグナルを検知する価格帯を指定するかどうかを設定します。
falseにすると価格帯に関係なく売買シグナルを検知します。
通知範囲下限水平線の初期位置(現在価格からの距離)売買シグナルを検知する価格帯の下限を指定する水平線の初期位置をpoint単位で設定します。
通知範囲下限水平線の色売買シグナルを検知する価格帯の下限を指定する水平線の色を設定します。
通知範囲下限水平線のスタイル売買シグナルを検知する価格帯の下限を指定する水平線のスタイルを設定します。
通知範囲下限水平線の幅売買シグナルを検知する価格帯の下限を指定する水平線の幅を設定します。
通知範囲上限水平線の初期位置(現在価格からの距離)売買シグナルを検知する価格帯の上限を指定する水平線の初期位置をpoint単位で設定します。
通知範囲上限水平線の色 売買シグナルを検知する価格帯の上限を指定する水平線の色を設定します。
通知範囲上限水平線のスタイル 売買シグナルを検知する価格帯の上限を指定する水平線のスタイルを設定します。
通知範囲上限水平線の幅売買シグナルを検知する価格帯の上限を指定する水平線の幅を設定します。
買いシグナルを検知するか買いシグナルを検知するかどうかを設定します。
売りシグナルを検知するか売りシグナルを検知するかどうかを設定します。
買いシグナルオブジェクトタイプ検知対象とする買いシグナルのオブジェクトタイプ(※1)を設定します。
売りシグナルオブジェクトタイプ検知対象とする売りシグナルのオブジェクトタイプを設定します。
買いシグナルオブジェクト名の共通部分検知対象とする買いシグナルオブジェクトの名前の共通部分を設定します。
例えば検知したいオブジェクトの名前に「Buy」が含まれているなら「Buy」を設定します。
売りシグナルオブジェクト名の共通部分検知対象とする売りシグナルオブジェクトの名前の共通部分を設定します。
例えば検知したいオブジェクトの名前に「Sell」が含まれているなら「Sell」を設定します。
画像の横幅(ピクセル)LINEに通知するチャート画像の横幅をピクセル単位で設定します。
画像の縦幅(ピクセル)LINEに通知するチャート画像の縦幅をピクセル単位で設定します。
画像保存形式LINEに通知するチャート画像の保存形式を設定します。
ライン通知アプリケーションのパス(必須)ライン通知アプリケーションのフルパスを設定します。

※1 オブジェクトタイプには何があるかはこちらも参照してください。

EntrySignalNotificationsToLINEの利用イメージ

実際に利用すると以下の画像のようになります。
(縮小画像だと表示がおかしい場合は拡大してご覧ください。)

EntrySignalNotificationsToLINE 利用イメージ MT4

上記画像では通知範囲上限・下限水平線で通知範囲を指定しています。

この範囲内で売買シグナルが検知されると、以下のようにLINEに通知が飛びます。

EntryNotificationsToLINE LINE通知EntryNotificationsToLINE LINE通知チャート画像

利用方法などのイメージがつかめるかと思います。

MT4アラートLINE通知インジケーター「EntrySignalNotificationsToLINE」まとめ

EntrySignalNotificationsToLINEはMT4用のインジケーターです。
MT4上を監視して出現したアラートをチャート画像付きでLINEに通知することができます。

使い方は以下の通りです。

EntrySignalNotificationsToLINEの使い方
  1. LINE通知モジュールをフォルダに配置
  2. EntrySignalNotificationsToLINEのLINE通知モジュールに関するパラメーターを設定

EntrySignalNotificationsToLINEはエントリーシグナルを発生させるインジケーターの後にチャートに読み込ませる必要があります。

あとはLINEに通知が飛んでくるのを待つだけです。

いかがでしたでしょうか。

このツールを使用することでMT4の監視が劇的に楽になります。

また、オブジェクトを指定できるのでチャート上にオブジェクトを生成するインジケーターであればなんでもLINEに通知を飛ばせるようになります。

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この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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