・通貨間の強弱関係を確認したい
・取引する通貨ペアの選定したい
・取引の方向性を決定したい
こんな悩みを解決します。
結論:MT4用インジケーター「CustomedKuChartZ」を使えば簡単!
MT4でのFXトレードで取引する通貨ペアの選定や、取引の方向を決定することはとても重要です。
そんなときに役に立つのがCurrency Strength(通貨強弱チャート)だと思います。
しかし、MT4デフォルトにはCurrency Strength(通貨強弱チャート)のインジケーターはありません。
OANDAなどのCurrency Strength(通貨強弱チャート)は本口座を持っていないと全機能が使えないため使い辛いです。
そこで私はMT4で使えるCurrency Strength(通貨強弱チャート)インジケーター「CustomedKuChartZ」を作りました。
これがあれば一発でMT4上にCurrency Strength(通貨強弱チャート)を表示することができます。
今回はそんな便利なMT4のインジケーター「CustomedKuChartZ」についてご紹介します。
なお、その他の公開済みインジケーター・EA・スクリプト記事については以下よりまとめています。
- MT4用Currency Strength(通貨強弱チャート)インジケーター「CustomedKuChartZ」とは
- MT4用Currency Strength(通貨強弱チャート)インジケーター「CustomedKuChartZ」の仕様説明
- MT4用Currency Strength(通貨強弱チャート)インジケーター「CustomedKuChartZ」:まとめ
MT4用Currency Strength(通貨強弱チャート)インジケーター「CustomedKuChartZ」とは
CustomedKuChartZはMT4用のインジケーターです。
MT4上でCurrency Strength(通貨強弱チャート)を表示することができます。
Currency Strength(通貨強弱チャート)が何かわからない方は以下の記事をご覧ください。
>>FXにおけるCurrency Strength(通貨強弱チャート)とは何か、見方・使い方まで徹底解説!
先述の通りMT4標準にはCurrency Strength(通貨強弱チャート)のインジケーターはありません。
よって、Currency Strength(通貨強弱チャート)を表示したい場合、自作するかネットから拾ってくるしかありません。
しかし、インジケーターの作成にはMQL4の知識が必要になりますし、
ネットから拾ってくるにしても膨大な数のインジケーターの中から使いやすいものを探すとなると大変ですし面倒です。
幸い私にはプログラミングの知識があったので、自分で使いやすい移動平均線インジケーターを作成しました。
なお、インジケーター内部のロジックは元祖KuChart開発者のfaiさんが作成されたオリジナルの「KuChartZ」のロジックを使用させていただいています。
個人で使うために作成したものですがせっかくなので公開します。
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CustomedKuChartZ
MT4用Currency Strength(通貨強弱チャート)インジケーター「CustomedKuChartZ」の仕様説明
CustomedKuChartZの仕様を説明します。
- CustomedKuChartZの使い方
- CustomedKuChartZのパラメーター
なお、MT4へのインジケーター等の追加方法が分からない方は以下の記事をご覧ください
CustomedKuChartZの使い方の使い方
CustomedKuChartZの使い方は適当なチャートを開いてドラック&ドロップするだけです。
ドラック&ドロップすると以下のように画面が表示されます。
デフォルトでよければそのままOKボタンを押下すればインジケーターが使えます。
パラメーターを変更する場合はOKボタンはまだ押下しないでください。
CustomedKuChartZのパラメーター
CustomedKuChartZで設定できるパラメーターは以下の通りです。
No | パラメーター名 | 値 |
① | 計算に使用する最大バー数 | 通貨強弱計算時に使用する最大バー数を設定します。 ※大きな値を設定すると重くなり最悪MT4がフリーズするので注意してください。 |
② | 計算基準とするバーシフト | 通貨強弱を計算する基準点のバーシフトを設定します。 例えば2を設定し③を日足にすると、2日前を基準とします。 |
③ | 計算基準点の時間軸 | 通貨強弱を計算する際、基準とする時間軸を設定します。 例えば週足を設定すると、1週間前を基準とします。 |
④ | Color_EUR | EURの通貨強弱の表示色を設定します。 |
⑤ | Color_USD | USDの通貨強弱の表示色を設定します。 |
⑥ | Color_JPY | JPYの通貨強弱の表示色を設定します。 |
⑦ | Color_CHF | CHFの通貨強弱の表示色を設定します。 |
⑧ | Color_GBP | GBPの通貨強弱の表示色を設定します。 |
⑨ | Color_AUD | AUDの通貨強弱の表示色を設定します。 |
⑩ | Color_CAD | CADの通貨強弱の表示色を設定します。 |
⑪ | Color_NZD | NZDの通貨強弱の表示色を設定します。 |
⑫ | ボタンの文字色 | 表示切替トグルボタンの文字色を設定します。 |
⑬ | 表示中の通貨ペアのラインを強調表示する | 現在表示している通貨ペアに含まれる通貨の通貨強弱のラインを強調表示するかどうか設定します。 |
⑭ | サブウィンドウラインレベル | 通貨強弱が表示されるサブウィンドウに表示するラインレベルを設定します。 |
それぞれご自身で表示したいように変更してください。
CustomedKuChartZの利用イメージ
実際に利用すると以下の画像のようになります。
(縮小画像だと表示がおかしい場合は拡大してご覧ください。)
上記画像はGBPCHFの15分足でCustomedKuChartZの1日単位の通貨強弱と1週間単位の通貨強弱を表示しています。
また、トグルボタンで表示切替ができるので余計なラインは消すことも可能です。
MT4用移動平均線インジケーター「CustomedKuChartZ」:まとめ
CustomedKuChartZはMT4用のインジケーターです。
MT4上でCurrency Strength(通貨強弱チャート)を表示することができます。
使い方は簡単で、CustomedKuChartZをチャートにドラッグアンドドロップして各設定値を指定するだけです。
そうすると、設定した通貨強弱をサブウィンドウに表示します。
表示された後、トグルボタンを使用して表示の切り替えも可能です。
いかがでしたでしょうか。
このインジケーターを使用することで通貨強弱を確認できます。
1日単位や1週間単位、1ヵ月単位など短期から長期まであらゆる時間軸に対応しています。
ご自身のトレードスタイルに合わせた通貨強弱を表示してみてください。
この記事とインジケーターが少しでもお役に立てれば幸いです。
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